2020/12/1

・斎藤環「承認をめぐる病」を読了した。前半は身近な問題を平易な言葉で鋭く分析していてかなり面白かったのだが、後半はちょっと難解さが増していくらか斜め読みになってしまった。知識が無いので難解に感じてしまったが、ぽろぽろ分かる箇所でも興味深い部分はあったので、精神分析の類に関してもう少し勉強してからもう一回読み直してみたいと思う。
この本の表紙はかわいい女の子のイラストが描かれているのだが、文庫版あとがきで「内容については賛否あって、『テーマが散漫でわかりにくい』という感想も多かったりするのだが、表紙の女の子についてはほとんどが絶賛である。」と書いてあって吹き出してしまった。いや確かにかわいいけど中身も面白いだろ!

・ジョーゼフ・キャンベル「生きるよすがとしての神話」を読み始めた。今日読んだのは第一章まで。まあだいたいわかるなーって感じのこと言ってる。
フレイザーとかフロイトとかは真面目に読んだことがないので「あっ、その人達そういう雰囲気なんだ」みたいな部分はちょっと面白かった。

・斎藤環「生き延びるためのラカン」を読み始めた。ざっくばらんな文体で読みやすい。ラカンの思想は全く勉強したことがないのだが、なんとなく今まで読んできた本のいくつかに近接してそうなので読み進めるのが楽しみだ。
→いやちょっと読み進めたけどこいつら本当チンコ好きすぎだろ。頭がいかれてんのか?

・ジョギングに行った。5,6kmくらい。今日は脚も胸も痛くならずとても好調だった。ただ息は少し上がった。これはちょっと面白いなと思った。胸が痛くなることと息が上がることは別だとすれば、それぞれは何に起因したどういう現象なのだろう。胸が痛くなるのが心臓の筋肉の疲れだとすれば、息が上がるのはガス交換が不足しているということなのだろうか。医学とかスポーツ学の類の知識がないのでそこらへんよく分からない。
帰る途中橋の上で、黄昏れて下を眺めている青年(少年?)がいた。どうということもないが、なんかいいなあと思った。ぼーっとできるのは良いことだ。

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