NT東京に行った。思った以上に行って良かったと思った。
SNSでちらっと見て仕組みが分からなかった、波打ちながら進むロボットの仕組みが現地で見て理解できた。とんでもない発想だと思ったが、当人曰く、イスラエルだかどこかの論文で提示されていて面白そうだからと言って作ったらしい。それにしてもちゃんと形にするのがすごすぎる。
メカナムホイールの仕組みの可視化の展示が中々良かった。自分はメカナムホイールを知らなかったのだが、一瞬で仕組みが理解できた。本人も勉強のつもりで作ったと言っていたが、教材として完璧だと思った。
教材と言えば、バカでかい電子部品の展示の人がいたが、その人いわく実用性はないものの部品を説明するのには良いという部分があるらしい。工業高校の先生が教材として買っていったという話をしていた。
LTE通信による作品を展示している人がおり、nRF9160というモジュールを知れた。いずれ機会があったら使ってみたい。
あと筋電センサを使っている人もいた。少し値が張るもののスイッチサイエンスとかで買えるらしい。筋電センサは一度使ってみたいと思っていたので、これはぜひ試したい。
一番印象深かったのは恐竜のロボットを展示している人だった。もちろん2足の動くロボットというだけでそれはすごいのだが、とにかく動きがすごく生物らしくてそこに感嘆した。話を聞くととにかく映像とかを見て研究した上で、仮想的なバネのモデルでしっぽをゆらゆらさせる動きを計算したりとか、素早く振り向くときは首をかるくひねったりとか、そういうのを実装しているらしい。一番怖いのはその辺の演出に対するこだわりを全然目玉部分として押し出していないところだった。
全体的に、技術だけでなく見せ方のレベルが異様に高かった。もちろん技術レベルも高いのだが、今まで自分が参加してきた学校の文化祭とかの類に比して、各ブースともモノの見せ方が巧すぎる。どこでも少し見回せば何かしらが目を引き付ける。ちょっと何かおかしい。動画投稿者というものの力なのだろうか。
久しぶりに秋葉原に行った。ルータとジャンクガジェットを少々買った。
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