「脱オタクファッションガイド」という本があったので読んでみた。ステロタイプとしてオタク=理屈っぽいという想定ならば、オタク向けに理屈っぽくというか、体系立てて書いてくれているのではないかという期待で買ったのだが、正直ちょっと期待外れだった。例えば数学だったら四則演算→εδ論法→微積分→…という風に順に足場を組み立てていくものだが、いきなり微積分が出てきたりしているような印象を受ける。
まず、BAD ITEMだとかBAD COORDINATEだとか言ってアンチパターンの紹介が先に来ているのがちょっと物事の解説として変だと思う。脱オタクがテーマなので正しいといえば間違いなく正しいとは思うのだが。物事を解説するならば、まずある程度正解の例(特定の正解が存在しない学問分野ならば、現状多く受け入れられる一般的な例)とその理屈を提示した上で、やってしまいがちなアンチパターンを並べるのが定石だと思う。
あと、章立てとして「トップスはこう選べ!」「ボトムスはこう選べ!」「髪型で変わる!」といった章が並んでいるのだが、それらすべてに先立ってまず最初に「人間のファッションを構成する主要素には以下のようなものがあります:トップス、ボトムス、髪型。そしてそれぞれこのような機能を構成しています…お互いにこのような関係にあります…」というところが欲しい気がする。各章で語の解説はしているのでそこは良かったが、全体像が見えない。あと語や概念を導入する理由はもう少しちゃんと語って欲しい。
もう一つ言えば、この本は「ダサいファッションにこだわりを持ってしまっているオタク」という想定っぽいので、「そもそもファッションにひとつの知識もひとつのこだわりも無いオタク」という想定ではないのかも?
この本は自分には合わなかったというのが分かった上で、結局自分は何が欲しかったのか?多分、なんとなくで言われている「ダサい」「かっこいい」を体系化した理論で切り刻んで、一般性のある尺度で推し量れる方法論が欲しかったのだと思う。しかしそもそも要素分解しにくい分野だとそれ自体厳しいのかも。真面目に歴史とか勉強した方がまだましかもしれない。
頭の中だけにあったシナリオを書き下すことを進めている。
ホメーロスだったかプラトンだったか忘れたけど、昔、「文字なんてものを使うから人はちゃんと記憶しなくなる」みたいに言った人がいたらしい。自分で書き出したものの分量を見ると、これだけのものが紙に書き出さずとも頭の中に大体詰められるのだから、彼らの言っていたこともあながち間違いじゃないし、気持ちもなんとなく分かる気がする。
文字にすると文字に出来る情報は残るが、細かい機微と言うか、文字に出来ない気持ちの感触みたいなものまでは当然残せない。そういうものはもう頭の中で覚えておくしかないのだが、文字にするとそこに残した文字と一緒に、残せなかったそういう気持ちも忘れてしまう気がする。難しい。
十分な文才があればここで作者の頭の中にある気持ちではなく文字情報だけから引き起こされる気持ちの方が本体だと言い切れるのかもしれないが。
Bぷよやった。暇さえあればやっているし暇が無くてもやっている。
未だに延々とペチファイアと戦い続けている。速度0と対戦を繰り返した後だと速度9との闘いもなんか戦績が良くなる。ふしぎ。
最近速度9と戦うときの戦績が上がってきた。調子避ければ互角くらいになる。
録画もやり始めた。よく分かんないけど連鎖になったとき見返すのには役立つ。
初代ぷよスキンを入れてみた。連鎖の声がかわいい。著作権的にいよいよどうなの感があるけど。
助けてくれ、今日も何も分からないまま終わってしまった。レポートも手に着かないしサークルの仕事も手に着かない。頭が狂っている。
なんかもう自己洗脳みたいな状態になっているせいな気がする。ただ、それを自覚した後どうするの。
Categories: 未分類