何もやる気が出ず、午前中は少し腹も痛く、せっかく朝に立てた予定は何もこなせなかった。
原因を考える。
- 体調がやや悪かった。
- 昨日やや遅寝だった。
- いまやろうとしているTODOがあまりやる気をそそるものではない。
- 昨日組み立てたPCを触るのに夢中になっていた。さらに加えたい部品とかも眺めていた。
このあたりか。どれも微妙なやつで決定的なのがない。
なんかこういう仮説検証を繰り返すとか、インプットしたらちゃんとアウトプットするだとか、毎日記録して積み重ねるだとか、そういうのに疲れてきたみたいな面もある。せっかく休学して時間があるはずなのに暇を感じない。ひたすら時間がなくて、時間がないのに作業が手につかなくて、何も進まなくて、みたいな感触をたびたび感じる。
日報は記録するという役目こそ果たしているものの、アウトプットのエネルギーがここに無駄に割かれてしまっているような感覚もある。もうちょっと箇条書きで雑に書くようにした方が良いかもしれない。
競プロもstreakは意地で続けているが、切るのが何かのタガを外すきっかけになりそうで怖くて続けているみたいな面もある。あれやるのに力を注ぐみたいなのを明確に決めてこの意地っ張りも終わりにしてよいかもしれない。少なくともICPCまでは続けるつもりだが。
今日解いた競プロの問題。
ARC142-A: まず、そもそも$f(x)=K$なるxが存在しない$K$がある。
10の倍数の場合は2回操作すると明確に小さくなるのでなし。また$K$を1回操作して明確に小さくなる場合もなし。それ以外なら何かしら該当するxが存在する。
以下、$K$に1回操作を加えて出来る数を$R(K)$と表記する。$K$が上記のNG条件に引っかからなければ、まず$10^pK$は2p回操作するとKになる。また$10^pR(K)$も、2p+1回操作すればKになる。N以下のこれらを全部数えればよく、これは$O(\log N)$で求められる。
注意点は$K=R(K)$の場合で、場合分けしないと2回数えることになってしまう。
酒井順子「男尊女子」を読み進めた。
レディーファーストのくだりでエレベーターの話が出ていた。古い感覚を身に着けている女性は男性を先にする考えが染みついているため、エレベーターガールのようになって男性を先に行かせがちだということを主張していた。確かに、なぜか妙に「お先にどうぞ」をしたがる人というのは存在するなあと思っていたが、そのような人が男性か女性かという軸は全く考えたことがなかった。性別とかではなくなぜか一定数存在する人種として認識していたが、よく見てみると女性に多いのかしらん。
セックスの話は大分興味深い。女性にも性欲は存在するというのはそりゃ事実としては知っているが、まあ男が襲う側で女が食われる側的なステロタイプは自分の中にもかなり強くある。男女平等が進んだのにその規範だけが残った結果、襲われることがなくなった女性は待つことしかできず大変な欲求不満になっていると論じられている。この辺の話題は以前に読んだこれを思い出した。
無垢な女性に男性が持ちかけてモノにするみたいなのは、なんかもう日本独自のそういうプロトコルなんだろうが、男女同権の概念をimportした結果として既存のプロトコルの動作が不安定になっている。いっそ「告白 v2.0」「セックス v2.0」みたいな新たな標準プロトコルを規定してRFCにでも入れてくれればありがたいのだが。
「かわいい」という言葉に触れている章があった。正直筆者は自分とは世代が違う人なのでちょっと感覚が違うなという部分がいくつか。「かわいい」概念を「『一歩下がる女性』というステロタイプ」との連関で捉えたことはなかった。しかし納得はできる。どこか隙があり、庇護欲や嗜虐欲などをかきたてるという軸では全く今にも通じるように思う。今はもはやリアルの女性ばかりに使うものではないというのが最大の違いだ。中身おっさんの美少女アバターでも今は普通に「かわいい」とされる。そういう時代だ。
今の日本の男性が二次元キャラなどに対して主に言う「かわいい」の源流を遡っていくと「か弱い女性」に行きつく、というと、全面的に首肯は出来ないが、ある面そうだろうねとは思う。若い女性の「かわいい」は自分にも全く分からないが…
「気が強い」の章はあんまり納得できなかった。というより、政治家関係に性別を絡めて捉えるのがなんか違うな、というか。強くものを言う気が強い女性政治家は好感度が低くなる、というのは自分の感覚とはまるで違って、男性にしろ女性にしろ語気の強い人間は好感度が低い。蓮舫とかが叩かれているのは女性なのに気が強いからではなく、語気が強い上に言葉が的を外しがちだからだと思っている。まあこれは自分の感覚の話であって、筆者の観測範囲の人々はそういう感覚なように思われるという話としてはそうなんですねという感じで受け取った。
「戦争」の章は今日読み進めた場所の中で一番はぇ~となった。戦前戦後での教育の違いという軸で男女観の変遷を説明していたのだが、この本のこの章を読んで初めて自分の中の「戦後」概念に血が通った気がする。
日本の思想史文化史を紐解くと馬鹿の一つ覚えみたいに「戦後」という単語が出てくる。いや戦争はそりゃ歴史上大きな転換点だけどそれは政治経済とか社会システムにおける話じゃないか?なんで思想や文化の話で「戦後」がそこまで重要になってくるんだ?というのが長年素朴な疑問だったのだが、教育が変わって西洋の規範が持ち込まれて家庭の基本構造も変わって…と考えると、そりゃ文化史的にも大きな転換点になるなというのに納得した。
組み立てたPCでいくつかのベンチマークを行った。
CPU: intel core i7 12700K
メモリ: 32GB
GPU: RTX3060Ti
ストレージ: M2接続 SSD 1TB
OS: Windows11
Cinebench:
シングルコア 1944.511643
マルチコア 21160.917511
ベンチマーク中の温度は瞬間的に80℃を超えることもあるものの、使用率100%でも大体70℃台で収まっていた。主に使用率が上がった瞬間に放熱の開始が追い付かずちょっと温度が高めになる感じ。
CrystalDiskMark:
シーケンシャルで5~6GB/s出ている。さすがSSD。正直高い数値なのかどうかよくわからんが。
SteamVR performance test:
性能上の問題でVRが楽しめない心配はまずなさそうだ。
ちなみに一回目回したときに、なぜかCPUが「レディ」ではなく「可能」と出た。どういうことだろう。2回目以降は普通にこの結果になった。
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