2022/6/18(土)

注文していたPCの部品が届いたので組み立て作業をした。数年ぶりの自作PC作業!超たのしい!そして高い部品を扱うので緊張する…

PC部品をいじるの自体は初めてではないのだが、これまでの経験というのは高校の部活や大学のサークルの部室に置いてあったPCの管理なので、つまるところ既に組み立ててあったPCを覗いて一部の部品を挿抜しただけでしかない。そして、マザーボードやCPUの取り付けはついぞやったことがない。CPUは特に高いので非常に緊張する。

マザーボードの取り付けにかなり苦労した。PCケースにねじが付属してきたのだが、どのねじを使えば良いのか全くわからん。とりあえず説明書の図を見て近い形状のものを探し、はめてみてそれっぽいのを使った。バックパネルの取り付けも良く分からない。何か間違っているような気もするから見直したい。

メモリは16GBx2の32GB。マザボには4つのスロットがあるのだが、2つだけ使う場合や1つだけ使う場合の推奨位置がきちんと決まっている。もちろんベストパフォーマンスを出すような意味合いもあるのだろうが、組み立てる側としても迷わなくて大いに結構。

SSDはM2 cardという形式だ。もうSATAは時代遅れらしい。ケーブルでつなげるのではなく、SSD自体をソケットにカシュっと挿して装着する。1TBが短い定規のようなサイズに収まるとはえらい時代になったものだ。

今回選んだCPUはintelのcore i7 12700K。マザーボードとの接合はLGA1700という規格であり、CPU側はピンではなくランドになっている。マザーボード側がピンだ。CPU側にはピンが折れ曲がるという心配がない。いまどきのハイエンドCPUはそんじょそこらのマザーボードより大概高いので、心理的には比較的楽と言えるのかもしれない。

CPUソケットが噂通りめちゃくちゃに硬いので、ネット情報通り少しねじをゆるめようと思ったのだが、対応するドライバーが家になかった。特殊ねじ(ペンタローブ)が使われている。仕方なくホームセンターに買いに行った。

帰るともうだいぶ遅い時間になっていたので本日終了。明日作業を再開する。

床にPCケースを置いてマザボを取り付けて作業していたら腰が痛くなったのだが、実はマザーボードに先に部品を取り付けてから完成したマザーボードをPCケースに移すものだという説がある。


ABC256に参加した。

A: やるだけ。

B: 読解が面倒だったが、まあやるだけ。

C: 左上4マスを決めれば残り5マスも自動的に決まる。それで決めたマスが条件を満たしていれば合格。$30^4\approx 10^6$なので全探索しても余裕で間に合う。

D: 数値は全部整数で$L_i,R_i\geq 2\times 10^5$なので、いもす法するだけ。

E: 複数のなもりグラフになるので、各連結成分において一か所だけ必ず閉路が発生し、そこで1人だけ不満度を0にできない人が出てくる。サイクルの中の誰を犠牲にするかを選んで不満度を最小にすればよい。ABCのEでなもりグラフの知識とか出すんかーいと思った。

F: 解けなかった。$D_i$を持って区間更新・1点取得に拘泥していたのだが、解説を読んだら$A_i$を持って区間取得・1点更新だった。

まあそれはどうでもよくて、どちらかというと式変形がうまく思いつけなかったのが問題。解説にある通り$D_x=\sum_{i=1}^x \frac{(x-i+1)(x-i+2)}{2}A_i$で、これは自分も辿り着いていた。解説だとこれをいい感じに分割していた。

基本的なやり口としては、$\sum f(x, i)A_i$ という$x$次第でどうとでも変わり得る厳しい式を、$f(x, i)$の中身をちゃんと考察すると$g(x, \sum h(i)A_i )$という形に表せるぞ、みたいな話になる。そしてもう一つ自分が思いつけなかった点は複数に分割するところ。$g(x, \sum h(i)A_i)$では不十分なので$g(x, \sum h_1(i)A_i, h_2(i)A_i, h_3(i)A_i)$という風に別々の関数と別々の累積和をもってくる。頭いい~。

かなり好きなタイプなので解きたかったな~という感想。


ホームセンターへ行くついでで町を散歩した。一戸建て型の団地と集合住宅型の団地の境目を歩くなどして面白かった。

しかし団地や住宅地というものは、端から端まで歩くのも大変なほどの面積に、人の人生が所狭しとぎゅうぎゅうに押し込められていると考えると、歩くたびに空恐ろしいものを感じる。

Categories: