2022/6/15(水)

腹筋ローラー30回と筋肉体操の腹筋をした。今日はちゃんとやれてよかった。

今更気づいたが、腹筋ローラーは腕もある程度使うので、腕立てをやった翌日とか翌々日にやるのはやや良くないのでは?という気がする。それ言ったら腕立て伏せもやや腹筋に効くのでどう順番変えてもアレだろみたいな気がするけど。


サークルでゲームプログラミングを教えるための資料作り作業をした。「プログラミング」と「ゲームプログラミング」を並行して教えるのは難しいものがある。「プログラミング」についてはある程度前提知識としてしまいたい気持ちもあるが、間口は広くとりたい。

大学だから多分ある程度理解力の高い人ばかりなので、多少説明の順序に段差が出来てもとにかく動くものが手元で走らせられれば最終的に理解してしまいそうな気もするのだが、なんか変な妥協はしたくないにゃあみたいな気持ちもある。こだわりすぎて講習が開催できなかったら元も子も無いのだが。


今日解いた競プロの問題。

ABC254

D: まさかの緑diffを解説ACする羽目になった。こういう整数の構造が見えなくなっている気がして危機感を感じるが、平方数とかはそもそもまだ深い考察の素養が付けられていないのではないかという気もする。いずれにせよ部類的には簡単な問題のはずなので非常に悔しい。

$i\times j=k^2$として$i$を固定するべきか、$k$を固定するべきか迷ったが、$i$を固定する方が楽なようだ。$i\times j$が平方数になる$j$を数えることを考える。

$i\times j$が平方数ということは$i\times j$に含まれる素因数の指数がすべて偶数ということ。偶数に偶数を足しても引いても偶数である。つまり平方数に平方数をかけても割っても平方数であるということが言える。数の乗除の世界と指数の加減の世界を柔軟に行き来できるとこういうのにも気づけたのだろうか。

$j=i$ならば自明に平方数になるので、そこから平方数をかけたり割ったりして$1\leq j \leq N$に収まるような$j$を数えればよい。実装は楽だが数学問としてのレベルがやや高すぎる…

E: 次数が3以下で$k_i$も3以下なので、各クエリで探索する必要のある頂点は$3^3=27$以下。ギャグ。


酒井順子「男尊女子」を読み進めた。引き続き言葉の話。

「主人」「嫁」問題に関する説明が興味深かった。「主人」は「夫」って呼べばいいじゃんと思ったが、「夫」呼びは意識高い系みたいで憚られるという女性もいるらしい。かなり驚いた。筆者も「この感覚は良く分からないのだが~」と言っており、同じ女性の間でもその辺の感覚はだいぶ違うようだ。

「嫁」問題はもっと根深い。前にTwitterで「妻」は良いが「嫁」は嫌、という意見を聞いて、二つの語彙にどういう違いがあるのかあまり良く分からなかったのだが、「嫁は『家の女』と書く」という下りで多少納得がいった。「奥さん」も「家の奥に引っ込んでるもの」から来ている、という話は初耳だった。

「○○さんの嫁は~」も「○○さんの奥さんは~」という言い方はもうだめ。しかし「○○さんの妻は~」という言い方はなかなかしない。アメリカに倣って名前で呼ぶのが今の時代正しいのではないか、というのは上手い締めだと思った。

本書では男女差別的な部分の話題が主なのでLGBT関連に関する言及は基本的に無いのだが、性的マイノリティ的な見方で考えるともしかしたら「夫」「妻」も割と良くないのかもしれない。あの辺の文脈だと「配偶者」「性的パートナー」といった語彙が使われていたと思うが、どうにも堅かったり横文字が含まれるから普段使いは厳しい気がするんだよなあ。ユニセックスでそれなりに柔らかく、なおかつ和語の語彙があると便利なのだが。「彼」を性別問わず使えるようにしてみるあたりが一番妥当な線か。

彼女を「彼」って言う世の中になったらなかなか面白いかも。


干宝「捜神記」を読み進めた。めちゃくちゃ分厚いが一篇一篇は短く、意外に読みやすい。大昔の様々な不思議な話が収録されている。仙術や道術を扱えた人間の話が主に多い。「昔々のこと」ではなく「○○帝のころ~」といった時代を示す言葉がついているので(しかしそれが伝説時代の帝だったりもするのだが)、妙なリアリズムがある。

ちょっと思ったこととしては、権力者、仙人殺し過ぎだと思う。


「正反対な君と僕」を読んだ。普通に真っ当なラブコメなのだが、登場人物の基礎的な言語化能力がやたら高い。

ギャグとかのテンポも子気味よく、とても面白くて読みやすかった。


このはカレンダーをめくってなかったことに気付いたのでめくった。少し物憂げな表情と私服っぽいファッション、良い。


絵をそろそろ再開したいのだが、筆が乗らない。

とりあえず去年の9月に作るだけ作って放置していたTwitterの@K_branchworkにログインできることを確認してアイコンを雑に描いた。


ここ1~2週間くらいあまり元気がない。多分絵とかゲームみたいな目に見える形の制作が出来てないのが原因なので何か作るものを決めたい。

競プロとかはなんか最近成長している感じがない。ばんばん解説ACするべきなのだが自力ACしたいみたいな気持ちもあり、結局悩んで上手く時間を使えていない。

講習の資料作りの類は自分の感覚としては微妙なラインにある。人を育てるみたいなやつに肌感覚的なリアリティをあんまし持てない。

Categories: