Amazon primeで「インデペンデンス・デイ」を視聴した。アメリカの古い誇りが存分に詰まった作品だった。独立戦争によって勝ち取った自由の歴史、強く正しくカッコいい大統領、そしてマジで今トランプが捨てようとしている世界の盟主としての立場とかそういうが全部入っていた。
2.5hのまあ短くない映画だが、始終テンポが常に良い。ウイルスを注入するところとか、下手な映画だったら間違いなくプログレスバーが止まって無理くりハラハラさせるところだと思うのだが、そこは特に何の遅滞もなく進んでビビった。
ハラハラさせるのではなく気持ちよくさせるところが徹底していて、娯楽映画かくあるべしというのを見せつけられた。母艦に乗り込んだ2人が諦めて葉巻を吸いだすシーンがあるが、それより前にケイスが侵略船を自爆特攻で落とすシーンがある訳で、そこは悲劇ながら成功譚として描かれている以上観客には「この2人も帰れないのかもしれないな」「ウイルス注入は成功したんだししょうがないよな」という諦めとそれでも良いよねという心理が働く。
つまり2人が生還するかどうかは分からない。にも関わらず死ぬかもしれないことに対してハラハラはしない。既に”成功”しているからだ。その上で生きて帰還するという”大成功”があるから非常に強いカタルシスになる。
クソデカ母艦が2人のウイルスとミサイルで丸ごと綺麗さっぱり吹っ飛ぶのはさすがに少々のご都合主義を感じたが、墜ちてきた宇宙船を一発勝負で操作出来たり、未知のシステムに対し昨日の今日で全てを破壊するウイルスを作成できたり、なんなら全人類が何のわだかまりもなく協力できるあたりも全部ご都合主義と言えばご都合主義だし代償としてヘラヘラしてる天才博士が死んだりみたいな要らんダメージもあるので、そこは娯楽映画として受け流すべきだろうと自然に感じられた。というかエリア51以外の侵略船も落とし方分かっただけで各地でナレ死するのすごすぎる。本当にテンポが良すぎるだろ。
ちなみに、大統領が出撃することと自爆で人が死ぬことだけ知っていたので、終盤近くまでてっきり大統領が敵の母艦を自爆特攻で落として終わるものだと思いながら見ていた。全然違った。
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