早起きして部屋を片付けた。かなり快適になったし、失くしものも出てきた。
ベッドの上に散乱していた本や書類をまとめたのと、ボロボロになって縫うことも面倒になっていたベッドカバーをちゃんと捨てて予備のものを被せ直した。どうせうだうだしてしまう時間は毎日それなりにあるのだからその時間を使ってとっととやれば良かった。
片付けたのは良いのだが、この数か月この環境で作業していたというのを何か写真に残しておけば良かったと思った。ぐちゃぐちゃな部屋にしろ、見慣れた空間というのが目の前から消え失せると空間環境に対する喪失感がある。
「スーパーマリオ 3Dランド」を進めた。ワールド2のクリアまで。
ブンブンが出てきたが、これは3以来の登場か?ぶんぶんしてるからブンブンなのが分かりやすくて良い。
マリオシリーズはラスボスがクッパなことは変わりないが、それ以外のボスはシリーズを通して作品ごとにかなり大胆に変わっている印象がある。マリオ3でブンブン・コクッパが導入され、ワールドで巨大テレサやブイブイが導入され、3D系(64、サンシャイン、ギャラクシー)やNewスーパーマリオではクッパジュニアやワールドごとの種に富んだボスが出ている。3Dランドはこれまでの様々な作品のボスたちが再登場する感じの流れだろうか。
あるステージでスターコインが取りたくて何度もデスしていたらステージ頭にお助けアイテム的なものが出てきた。変な甘やかしは好きではないが、取らないのは任意なのでそんなには気にならない。
アンリアルライフをクリアした。めちゃくちゃ良かった。終盤伏線回収し出して急にストーリーがまとまった。幻の駅の前と後で本当に同じ人がシナリオ書いてるのか疑われるくらいちゃんとしてた。
幻の駅でバッドエンドから分岐するフラグを掴むのにかなり苦労した。ムービーゲーで検証作業をするのはかなり厳しい。さすがにどんな演出でも見飽きる。
本当にフラグが分からずVOLTAを極めたりしたが、このゲームはそういう所で苦労させようとしてさせる設計ではないだろうと思ったので、赤い玉でわざわざ最初に拾ったときの記憶を再生させるのが何の誘導か考えたら自明だった。しかしそれに気付けず何だかんだ5,6回くらい旅立ち前から試行錯誤するなどしたので、総プレイ時間は1hくらい延びたと思う。セーブデータ選択で「分岐点」と明記してあるのがちょっと信頼しきれなかったのだが、本当にあれは「バッドエンドを見たらすぐにグッドエンド探せばいいよ」という甘々配慮であり、信頼すべきものだったらしい。
学校は雰囲気に加え、これまでの伏線が全部結する感じで出来ていて本当に良かった。亀の誘導のイライラタイムだけは勘弁な。あとアカネのぐにゃぐにゃ空間はただ右に真っ直ぐ歩けば出れることに気付くのに時間がかかった。
アカネちゃんが急な登場ながら割と重要そうな立ち位置で、行方について情報が無かったので何かしら絡んでくるとしか思えず、この世界の成り立ちが分かった時点で偽物の先生は「ハルの心の中のアカネ」か「何らかの手段でこの世界に割り込んできたアカネ」だと読んでいたのだが、全然そんなことは無かった。とことん内面の話をするストーリーだったようだ。
総評として雰囲気と世界観はめちゃめちゃよく、ストーリーも最終的なまとまりとしては最高だったのだが、いかんせん謎解き要素が上手くかみ合っていないのと演出が過剰に感じられてしまった。個人的にはあまり特殊演出や大仰すぎる音楽を用いず、画とセリフと大人しめのBGMだけで伝えきる「乾いた」演出が好きなのだが、アンリアルライフの演出は映画やTVアニメの文法に近かったと思う。「あああああ」で画面を埋めるのは自分の感性だと寒々しく感じる。
お散歩要素も強いのでムービー”だけ”とは言わないが、さすがに一種のムービーゲーと呼んで許されるんではないか。それによってかゲーム全体のリズムが基本的に長めになっているので、細かな試行錯誤が楽しい「謎解き」要素を「操作不能時間の長いイライラ要素」に変えてしまっていると感じた。
「バッドエンド見たら即コンテニューしてグッドエンドを探せる」スタイルは、これは最初から信頼できるなら非周回型のマルチエンディングゲーとして最適解だと思う。自分はIb的なものを想定していたので最初からは信頼できなかった。
「Ibとゆめにっきに多大な薫陶を受けて作られたのだと思う」という読みは大体合ってた気がする。そしてそれらに幾ばくかの不満があったんだろうとも思う。Ibに対しては「もっとプレイヤーに親切なトゥルーED探索体験」を求めており、またゆめにっきに対しては「結局現実で何があったのか」という納得を求めていたんではないか。「アクアリウムは踊らない」でも思ったことだが、演出が激しいのでキャラクターの心情に余白は少なく、行間を埋めることはしやすいが想像を広げることはしにくい。
伝えたいことをかなりストレートに登場人物に体現させていくので、テーマ性というよりはメッセージ性に寄ったストーリーだと感じた。
悪く言えば、とにかく手軽に感動して手軽に納得したいユーザーに寄り添ったゲームだと思う。というより本質はゲームよりもインタラクティブなアニメ映画という方が近く(それをADVと言うのか?)、サブコンテンツとして謎解きを差し挟んだように感じた。純粋なゲームとしては本編よりVOLTAがめちゃくちゃに作りこまれていたと思う。自分は何か究める要素があるものをこそゲームと分類したいので、この手のゲームとも映像とも付かないコンテンツを上手く評価する語彙を持たない。
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