2025/9/6(土)
LTspiceで水晶発振回路のシミュレーションを試みていたのだが、どうもオープンループ回路のゲインが共振周波数でも1倍を超えない。RCフィルタ→水晶とCのフィルタ→インバータ という回路なのだが、どうやらフィルタから出てきた信号がやけに小さくなっている。それも、インバータに繋げたことでひどく小さくなっている。インバータに繋げなければ-数dBくらいになっているところ、インバータと繋げると途端に-50dBとかになる。
インバータは単純にnmos&pmosの2Trで構成していたのだが、どうやらフィルタ回路にとって負荷としてデカすぎたということらしい。バイポーラトランジスタでも組んでみたが、やはり負荷としてデカいようだった。デバイスを選べばいいのかもしれないが、面倒くさい。
まともな高インピーダンス入力のインバータをディスクリートで設計するのは自信がなかったのでLTspice収録の汎用オペアンプを使った。とりあえず共振周波数でゲインが1を超え、他でゲインが小さくなるような回路が出来上がった。
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