本当に何もしたくなくて、一日無をしていた。本当に何一つ生産的なことをしていなかったと思う。
Splatoonをした。AからA+に戻そうと思ったが戻らなかった。スクイックリンγを使ってみているがダイオウの使い方に未だ慣れない。
なんかやたらうまいS+のダイナモ使いに翻弄された。こっそり距離を詰めて一発入れるのがうますぎる。どんな有利な状況からでも近づかれたら相打ちまで持ってかれる。とにかくクリアリングをしっかりして距離を詰めさせないかダイオウを溜めておくかしかない。
リメイク版Ibが中途半端な攻略状況になっていたので進めた。真ゲルテナ展が残り2つになっており、紫の間の何かと忘れられた肖像を回収して無事コンプリートした。
全回収後に追加イラストがあったので眺めた。タイトルが「ゲルテナの作品たち」で作中に出てきた美術品たちが集まっている。ここにIbも佇んでいるのは実はイヴも元はゲルテナ作品というメッセージ…みたいなのは与太考察が過ぎるので置いておく。
忘れられた肖像EDだとメアリーを焼く必要があるのでライターが必要で、そのためにキャンディを食べてしまう必要があるのは本当によくできていると思う。どういう過程でこれが発想されたか知りたい。
DVDを買っていた「ゲド戦記」を視聴した。確かぼんやりとは全編見たことがあるけど腰を据えては見てない。
最近本当に精神状態が最悪なのでアレンにめちゃくちゃ共感してしまった。自分はここに居てはいけない感じがしてふと何かが後ろから追いかけてくる感じがする、あるある。
と思ったらカゲがめちゃくちゃ実体ある存在でびっくりした。幻じゃないんかい!????
人売りがいる雑踏の街はシュナの旅成分が思いっきり滲み出てるなあと思った。ただこっちのアレンは目的が模糊としている点で大きく違う。冒頭の父殺しからして結局なんでそんな凶行に走ったのか本人含め誰も分かってないのが味わい深い。物語として見ると本当に意味不明だし何なんだよお前以上の何物でもないのだが、精神カッスカスの状態の坊やが起こした事件として見るとなんかもうそういうものかなという感じで見れてしまった。そういうこともあるかもしれない。
ウサギはなんかもうちょっと悪役として深みを出せなかったんかなと思った。格も強さもポリシーも何もないではないか。クモは強力な魔法使いとしての格があったし罠を使ったとはいえ師匠ポジのハイタカを下したし不老不死という求める物もあったのに、ウサギとその部下たちには背負うものも無ければ強さもただの成人男性でしかないしポリシーも何もなかったので、さすがにキャラとして浅すぎるだろの気持ちになってしまった。その立ち位置ならナウシカのクワトロ、と言わずともラピュタの将軍くらいの格は欲しかった。まあでもコイツに格があったところで困るだけか、という気もする。
宴会場での不自然な会話をテルーに聞かれるのもやっすいスパイドラマかよと言いたくなる場面だったので、もうちょっとどうにかして欲しい。
命に関する話はちゃんと分かりやすくていいな~と思った。あの手この手で言外に伝えて最後に象徴的に一言にまとめられるならカッコいいが、それに失敗するくらいならテルーやハイタカにべらべら喋らせるのはむしろ誠実だ。メッセージはシンプルで、生命には始まりと終わりがあり、終わり=死の拒絶は生の拒絶でもあるという話。テルーちゃんはさらにそこに次の命へ受け継いでいくことみたいなそういう話も追加する。まあありきたりといえばありきたりなメッセージだが、筋が通してあるのは好き。なんか色んな正しさをあれやこれやと伝えようとしてなんだかよく分かんなくなってるのより万倍好き。
クモはウサギと違って、この命を巡るテーマに関する真っ当な対立ポジ、というか主人公のいわゆるオルタとして作られていたのが良かった。しかし最後らへんテルーを連れて何がしたかったのかはよく分からんかった。
アレンのカゲについて、元は「光」という立ち位置なのがちょっと面白いなと思った。主人公の心に光の部分と闇の部分がある、というのはまあ古今東西良くある物語だが、自分を追い回す影とは自分が目をそらした心の光である、というのはとても納得感があると同時に、明確にそのように設定付けたのは斬新だなと思った。
それだけにテルーのセリフ「影は闇に帰れ」が意味分かんなかった。カゲって光の立ち位置じゃないんですか!???物語的な重要ワードの位置づけははっきりさせて一貫させましょうよ!!!決め台詞がもったいない!!!
最後テルーが竜になったのは以前見たときもよく分かんなかったが、今回改めて見ても結局本当によく分かんなかった。テルーは結局何物?ただの人間だけどなんか竜になった?それとも竜の血を引くとかそういうやつ?人が竜に変ずるというサンプルがこの物語中でテルー以外に誰もいないし、詳しい説明もないし、何の象徴とも受け取りづらい。冒頭でヒトと竜はかつて一つで~みたいな話があったが、あれを踏まえてもなんとも解釈しづらくてどうしようもない。
全体を通して、精神よわよわなアレンくんが何とか立ち直るのに共感できた他はなんかちょっとづつどうにかして欲しいポイントだらけだった。結局2時間見てしまったけど。
終わった後で考えると、生と死は不可分だからクモが死を拒絶して生を得ようとしたら「それ、無理っすよ」と言われただけで、非・生命になろうという積極的な意思の否定はなかった気がするな…
Categories: 未分類