なんとなく狂気太郎氏のサイトを訪れたら更新されていた。虫の知らせというやつだろうか。「皆殺し探偵社」が掲載されていた。
コウ・オージの名前は「敗因」で出ていたが、まさか次に主役になるとは思わなかった。想像していたのとはだいぶ違うキャラだった。運命操作系の能力キャラといえばどこか深謀遠慮で高い志があるのが常だが、面白いもの見たさで生きているとは新しい。また、普通に年を取るカイストというのも初ではないか。そもそも長生きするカイスト達はどういう理屈なんだろうと思ってはいたが、我力で老化に抗っているという話だったのか。
伏線とオチの理解は「混沌へ」を読んでないと厳しいのではないかと思う。作者は「こちらから読んでみてもいいかもしれません」と書いているが、さすがにこの作品からカイストシリーズに入門するのはオススメしにくい。オアシス会と『彼』も「急所を一突き」や「その席 その一言」を読んでないと何のことやらだし。
加速成長がちゃんと説明・描写されたのは良かった。カイストは転生するということはずっと説明されてきたが、実際の転生の様子と温度感がようやく分かった。加速成長ですっとばすせっかちもいれば、30年くらいは親孝行するという忠義の者も(多分)いる。その辺は個人次第なんだろう。
永遠を誓うというのは恐らく「混沌へ」のオチとの対応だ。やっぱりこれ最初に読むやつではないのでは。
『空っぽの空』があまりにも無法で困惑した。カイスト業界は無法の能力者ばっかりだが、純粋な攻撃能力として防御貫通範囲攻撃みたいなのは無茶苦茶すぎないか。そしてこいつが囚われたとかいう二百億年前の戦争ってなんなんだよ。
めしにしましょうの続編が描かれていた。結婚してるし子供も生まれとるやんけ。
個人的にはエクストリームな物体が平然と出される流れ、そして実験実証の流れに魅力を感じていたので、1話のこの内容だとだいぶ方向性が変わってきそうだと感じる。現実を圧倒する異常を描く漫画から現実に圧倒される漫画になるのだろうか。
ロスト・ルーインズを進めた。ロジーを倒した。
この世界、未だにゴブリンを殺して良いのか悪いのかつかめない。
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