AVRライタが完成した。中身はArduinoISPなのでプログラムは特に一行も書いていない。USB-シリアル変換にはCH340Nを利用している。ArduinoISPはLEDでステータスを示す機能があるのでちゃんとそれも出している。
ハートビートがピンク、エラーが赤、書き込み中表示が緑のLEDになっている。一応なんとなく意味を合わせた。ピンクなどという珍しい色を使っているのは、過去に別の用途のために買ってたまたま手持ちにあったため。一応このライタはAtmega328p以外ほぼ全て手持ち部品だけで作られている。
LEDの光が角度によって見づらかったので、LED光拡散キャップというものを初めて使ってみた。思った以上にちゃんと見やすくなって感激している。光を塞いでしまうイメージがあったので弱めの光らせ方だとむしろますます見づらくなってしまうのではみたいな懸念をしていたのだが、そんなことはなくしっかり見やすくなってくれた。秋月で50個入り200円とかだったので結構安い。使い得。
コネクタ部はいわゆる2.54mmピッチのハウジングとピンヘッダを使った。圧着は久しぶりにやったのでやや手間取ってしまった。一列のハウジングは過去に使ったことがあったが、2列のハウジングは初めて使った。2列だとコネクタが意図せず接触してしまいそうだったので、安全のため根本を少しだけ熱収縮チューブで覆った。もともとそういうものなのか、それとも自分の圧着の技術が足りないのか。ところで関係ない話だが、ハウジングにもよく見ると1番ピンの印が付けてあることに気付いた。当たり前かもしれないが、しっかり作ってあるものだ。
この間まとめ買いしたAttiny44で書き込みをテストした。書き込みはPlatformIOで行い、普通にLチカが出来た。これから普通に使っていけそうだ。
中央のジャンパピンを付け替えると5Vと3.3Vを切り替えられる仕様にするつもりだったのだが、どうも3.3Vだと動かない。CH340の仕様通りの回路になっているはずなのだが。原因不明なので今のところ直しようがないし、5V動作時は特に問題なく使えるのでとりあえず放置としておく。今後CH340の理解が進んで原因が分かったら直すかもしれない。
ひとまずこれで完成ではあるのだが、今少しの改良点として裏に板か何かを付けたい。このままだと裏面のモジャっとした部分に直に触れることが出来てしまって良くない。せっかく今回はネジ頭との干渉も考えて部品を配置したので、適当な板にネジ穴をあけてそこに留める感じにする。多分ねじ2つを付けると傾いた感じになってしまうので、ゴム足なども付けると良いだろう。
品川駅でRICOHが360度カメラマイクスピーカーとタッチ機能付きポータブルモニターの展示をしていた。なかなか魅力的なプロダクトだったのだが、ポータブルモニターのタッチペンが、その、あまりにもVAIOのタッチペンVJ8STD4と同じで少し苦笑いしてしまった。メーカー名の刻印以外全部同じに見える。タッチパネル周りの技術提供が同じWacomらしい。ワンチャンVAIOのタッチペンを当てても反応しそう。
周辺機器が余りにも他社製品と似てたというだけの話で、製品自体は本当に結構よさげな商品だった。黒幕はワコム!
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