2023/10/5(木)

ComicSeederの開発を進めた。IndexedDBの仕様に死ぬほど悩まされたが、最終的にどうにかデータの永続化に成功した。最終的にデータの保持方法からだいぶ変更した。これまで全てのデータをリアクティブオブジェクトとして保持していたわけだが、indexedDBを使い始めるのならメモリとDBとで重複して保持するデータは少ない方がよいため、現在編集中のページ以外は全てindexedDBのみに持たせる仕様にした。

永続化したデータは本当にローカルに保存しているだけなのでデータの共有はできないが、とりあえずアイデアメモアプリの体裁はだいぶ整った。あとは描画関係の仕組みをもうちょっと洗練させていきたい。

メモ特化なので機能は絞りつつ、ただし書くにあたって不便さを感じさせないような加減にしたい。アイデアのメモに限ればそんなに求められる機能は多くはないはず。

ところで、今日はリアクティブオブジェクトをコピーしようとしたらProxyだからできねええええというのでずっと悩んでいたのだが、toRawとかいうやつで全てなんとかなるということがあった。誰も教えてくれないんだが。

https://vuejs.org/api/reactivity-advanced.html#toraw


ChaosPlantのトップページに開発中のプロジェクトも記載するようにした。ComicSeederが良い感じになって来たから見せたいというのもあるが、それ以外にもうひとつ、ちょっとでも「ただのショーケース」ではなく「生きたサイト」感を出したいと思ったのがある。

SNSのバカみたいな流速は自分は好かないのだが、それでも「今もどこかでこのサイトを誰かが維持している」というそういう空気は欲しいと思っている。むしろ大勢のユーザーによって生み出される流速がないからこそ個人の影が明白に見え隠れする。それが昔のインターネットだったような気がしている。

SNSを公衆広場とすれば、ホームページはまさしく人の家であって、初めて覗いたときの居心地の悪さが何度も見るうちに安心感に転化するようなそういう味わいを持っていると良いものだと思う。何かもうちょっと「誰かここにいる」という味を出させたい。

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