2022/8/21(日)

祖母の家に行った。いろいろ美味いものをたらふく食べた。

親戚の小さい子が来ており、祖母宅に置いてあった昔自分の折った折り紙に興味を示していたので、適当な見栄えのする折り紙作品を教えた。

完全に難易度選択を間違えてしまい、完成まで漕ぎつけられなかった。

異常に難しい作品で挫けていないか大分心配だったが、割とそうでも無かったようなので安心した。

人にものを教えるというのは、他人に対して思考の基準を作ってしまう行為だから恐ろしいことこの上ない。まして小さい子が相手だと、幼少期の体験というものは些細なことが人生を左右するイメージがあるのでなおのこと恐ろしい。

他人の人生に対して責任を負いきれないみたいな思いがある。でも、自分が他人に深く良い影響を与えることが出来たならばこれほど強い幸福もなかなかない。何ともハイリスクハイリターンな行為だ。


セキュリティキャンプのグループワークで、ある講師の人の勧めによりモブプログラミングというものを行った。仲間でいろいろ話しながら実装を進めることができてとても面白かった。

モブプログラミングというのはグループ全員で同じ画面を見て、1人だけがコーディングを行い他の人が色々議論しつつコーディング役に指示を出していく、そしてコーディング役を代わる代わる交代するというものである。

指示厨とプレイヤーに分かれるというと荒れそうだが、代わる代わる交代するというのがなかなか効いて全員が平等な立ち位置になる。意思を統一している感がすごく、また実装の知識が全体で共有されて実装のレベルが引き上げられる。

コーディング役に口出しするにあたって、同じことを説明するにしても指示役が複数いるので色々な形の説明が飛び交うのが面白かった。この点ペアプログラミングと違うのではないかと思う。この人にはこういう説明だと伝わるのか~みたいな試行の手数が増えるので、グループにおける意思疎通能力の向上にも繋がるのではないかと感じた。

モブプログラミングと同時にテスト駆動開発についてもやった。概念は知っていたが初めてやった。ユニットテストが意外と怖くないものと分かったのは収穫だった。副作用とかを伴う関数のテストはどうするものなのか気になったので聞いてみたところ、一応やりようで出来るらしいが、やはり副作用がある場合はテストが難しい場合もあるらしい。そして重要なこととして、テストしやすい設計が強制されるのがテスト駆動開発の長所のひとつらしい。

大して長い時間のやり取りではなかったがかなり濃い時間だった。モブプログラミングはとても面白かったが、他人のやろうとしていることを咀嚼したり自分のやりたいことを説明したりするのはなかなかに頭の体力を使う。疲れた。


今日摂取したコンテンツ。

https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/covid-19-nishiura-20220819-1

コロナ関連の情報は大して真面目に収集していないのだが、この記事はウイルスが流行り病として定着した場合のビジョンを割と具体的に説明してくれていて面白かった。

https://qiita.com/_EnumHack/items/577b087c071e4e9cd3b3

OSSの闇…

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