2022/5/21(土)

「カリートの道」を見た。やっぱちゃんとした映画は構成うめーなーと思って見てた。以下ネタバレ注意。

デイヴの株がどんどん下がっていくのが印象的。開幕の「超デキるヤツ」感がすごい勢いでひっくり返される。

全編に渡って「鏡」が何度も繰り返し登場するのも印象深かった。なんかやるとその応酬が必ずどこかで返ってくる、みたいな世界の象徴として使われてそう。知らんけど。カリートが鏡を叩き割るシーンとか、もうモロにそれに嫌気が差している暗喩っぽい。

最後のトニー一家との鬼ごっことかは作劇が上手いなーと思った。電車の発車時刻という制限時間と追い回してくるトニー一家との板挟みの緊迫感がすごい。どっちか片方だけだったらまああそこまでの緊張はない。メトロイドのラストの脱出とかを思い出した。(自分はゲームのネタしか話の語彙がない)

それを振り切ったあとのベニーの襲撃からのラストとかも上手くできている。はっきり言ってバッドエンドなのだけど、ここで出てくる感情が「あと一歩だったのに悔しい」とかではなく「精一杯頑張った、やれることはやったが無理だった、どうせこうなるとは思っていた、もう疲れた」なのが最高に切なくて好き。あそこまで大立ち回りしたところで、カリートにあるのは達成感とかではなくて「またやってしまった」なんだろうなと。そして結局どこかから過去の応酬が飛んでくるのは分かり切っていて、「もう疲れた」はまあ、そうだろうねとしか言いようがない。


今日解いた競プロの問題。

競プロ典型90問

052 Dice Product: 見れば明らかに$\prod_{i=1}^n (A_{i,1}+A_{i,2}+A_{i,3}+A_{i,4}+A_{i,5}+A_{i,6})$なので実装して終わり。


一日Open API Generatorと格闘した。json以外の形式(クエリパラメータとか)でパラメータを渡す場合に配列とかどうすんだろうと思ったが、かなり闇深いらしい。パラメータがパス・クエリ・ヘッダ・クッキーの4種類あってそれぞれ微妙に方式が異なるほか、explodeとかstyleみたいなモードの違いがあるらしい。死ねばいいのに。

https://swagger.io/docs/specification/data-models/data-types/

https://swagger.io/docs/specification/serialization/

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