Webシステムを作ってみたいと思って多少勉強したのだが、Webという土俵ではクライアントとサーバの信頼性を切り離して考えるのは無理なんだなということに改めて気づいた。信頼できないサーバからは信頼できないクライアントが送られてきてそれを実行することになる訳なので、「このサーバは信用できないが手元で動いているこいつは信頼できる」という状況は普通ありえない。
信頼できない相手とのやりとりをしているときは手元のクライアントも信用できない。「信頼できる手元のクライアントと手元のデータを元手に信頼性の分からないサーバへも接続する」みたいな芸当は不可能だ。基本的に信用できるサーバから取り寄せた信用できるクライアントでそのサーバとのみやりとりし、秘密のデータは手元に置かずに信用できるサーバに預ける形になる。
自分の手で秘密のデータを握りながら必ずしも信頼できない誰かと「交渉」してお互いの便益を得る、というようなことをする余地はない。
Webというシステム自体がユーザを特定のサービスへロックインすることを志向しているように感じてきた。CORSみたいな枠組みはあるけど、要するにサーバ間で結託するというだけであってユーザ側が自由に手を広げられるみたいな話ではないしなあ。
まあもともと静的なページの配信のために生み出されたものなのだから、極論それ以上のことをしようとした時点でどこかしらに無理が出てくるのかもしれない。
今日はあまり頭がすっきりしない。というか最近本を読みまくったうえでそれに見合ったアウトプットがないから滞留している気がする。
絵でも描いてみるかと思ったが、キャラクターの細部とかを描く気があまり起きない。
ごっちゃなジャンルの本を読んで人間一般の話を考えていた結果、具体への興味が失われている気がする。というより、より一般性の高い話を求めていた結果、抽象度を落として思考するのが怖くなっている気がする。
Medibang paintでなんか上手く線が引けない不具合が起きた。タッチし始めたところから5mmくらい動かさないとストロークが始まらない。
ペンタブ(XP-Pen Artist 22 2nd)の設定をガチャガチャしたら直った。具体的には、ペンの設定でWindows inkにチェックを付けたら治った。
鬼滅の刃7巻を読んだ。煉獄さんいいキャラしてる。
今更だけどこの漫画本当に敵や味方の能力とか心情とか動機とかふっつーにナレーションで解説するな。最初はえーって感じだったけど、「まどろっこしい謎解き読み解きに読者の時間を割く気はありません」という意思表示として納得できるようになってきた。それにどう考えてもナレーションで説明される以上の設定が実際にはあるので、まあ要所だけきっちり言葉で説明してるんだろうなとは思う。
夢の無意識領域にいる伊之助や善逸はなんなんだろう。本人は中心にいるっていうのは前提にあるから本人とは別に本人と同じ姿のが動いてるのか?「その部分についてはそこまで深く考えられてない」で済ませていいんかな。夢の構造辺りで作者の人間に関する世界観が垣間見えるもんかなと思ったがよくわからない。精神に特定の核となる部分があるみたいな部分はデカルトっぽくもあるが、意識と無意識の領域はあるんだよな。
無限列車て前評判で名前だけ聞いていたので何なんだろうと思っていたが、一般人の乗る普通の汽車についてるただの名前とは思わなかった。「D51」みたいなナンバリングに引っ掛けたネーミングなんだろうか。なんか今のところ特に名前が直接的に話に関わってきそうなシーンはないが。
「勘」や「本能」ということで知りえない情報をもとに正しい選択が出来たり都合よく体が動くようなのだけはやっぱりちょっと納得できないものがある。まあ好きな作品でもそういうのちょいちょいあるからまあいいか…ぐらいな気持ちではあるが。ジョジョ2部ラストでエイジャの赤石を差し伸べたジョセフとか、もはやそういう超能力と化してる「陰を往く人」の天海とか。
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