サークル内のSNSで上がっていたのでVtuberのアニメ動画を見た。ホロライブ、名前は知ってるけど内実はまるで知らないんだよなあ。
https://www.youtube.com/watch?v=IVnnd0lNRtM
自分の見てきたアニメの文化とものすごく演出の方向性が違うなと感じる。
まず、集中線の類というのは、自分の知っている文化だとキャラクターより前に出てくるものではない。この集中線の使い方はアニメというより動く漫画という感じがした。背景全体が流れる線みたいになる演出なら結構見慣れている。これはアニメの変身シーンや格ゲーの必殺技演出ともつながる系譜のような気がする。
それからかなり気になったのはカメラをかなりぐりぐり動かすなあと思った。ゆっくりした動きと速い動きのメリハリはあるので飽きるような感じではないが、ゆっくりした動きの部分でも完全に止めることはないのが個人的に文化の違いを感じる。止めの画みたいなそういう演出は短時間の勢いで押す内容だし使いにくいにしても、カメラを完全に止めてキャラだけ激しく動かすことは出来るので、個人的にはそっちの方が好きだなあ。
というか、キャラが常に揺れたり動いている。これはVtuber特有な気がする。普通のアニメなら動かすところだけ動かした方が楽だろうけど常時モーションキャプチャだと多分止める方がコスト増なんだろう。これも個人的にはあんまり好きじゃないやつ。でも、一つ思ったことが。
多くの物体(カメラ含む)が同時に複雑に動いてると情報量が大きくてどれに注目すれば分からないので、主として見せたいものだけを中心に据えてよく動かし、他は止めるか単調な動きにとどめる、というのが定石だと思うのだけど、これは見ていてそこまで疲れる感じもしなかった。
おそらく「物語」を見せているというより「風景」を見せているのに近いのではないか。どこに注目すれば良いか分からないというより、そもそも特定の箇所への注目自体を誘起していないので見ていて疲れはしない。まあ、聴覚情報的には「物語」なので脳がバグるんだけど。
液タブの購入を真剣に検討している。
Wacom Cintiq 22をにらんでいたのだが、調べた感じ、ペン芯の摩耗が本当にひどいらしい。非正規品で摩耗しない芯もあるらしいが、それも別に安くはなさそうだしそこまでやるのは気が引ける。いろいろ見た結果、XP-Pen Artist 24 Proが良さそうということになった。摩耗が激しいという評判は聞かないし、そのくせ替え芯はデフォで8本ついている。さらにたった1000円の上乗せで替え芯50本セットまで売っている。50って何。
できれば日本製品を購入して応援したかったのだが、まあ真剣に製品を見て検討した結果に背くのは良いことではないだろう。ワコムくんもちょっとは価格競争を頑張ってほしい。
台湾HUIONのKamvas Pro 24もなかなかよさそうだけど、販売やサポートなどの全体的な信頼感にちょっと欠けて見えてしまった。
しかしまだArtist 22 2ndとも迷っている。どうしよう。WQHDの解像度は捨てることになるけど、
- ヨドバシカメラで買える
- 3~4万も安い
- 邪魔そうなショートカットキーがない
- 新製品
という点は見過ごせない。
前に買ったまど・みちお詩集をちょっと読んだ。樹について読んだ詩がなんか気に入った。
少女革命ウテナ(漫画版)の1巻を読んだ。前評判から何か刺さるものがあるんではないかと思っていたが、やはりきた。まだ刺さるとまで行かないものの、すごい速度で引き込まれている。「王子様」とは何かを示すシーンに響くものがあった。
このまま漫画を読んでいくのとアニメの方見るのとどっちがいいかな。
本編とは関係ないが、あとがきでJ.A.シーザー氏のエッセーが載っていてパンチ力がすごかった。
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