注文していたLogicool G435が届いたので開けた。かなり気に入った。今まで使っていたのがKingston HyperX Cloud Stingerなので、主にそれとの比較を書く。
前のHyperXはワイヤレスだがUSBドングルを要するタイプだったので、使う用意が面倒だった。自分の今のPCはUSB TypeCしか付いてないので、USB TypeAを挿すのが少し面倒になっている。その点G435はBluetoothなのでとても快適だ。Bluetoothだからスマホとの連携も出来るのが良いところ。最近買ったPixel6ともちゃんと連携できるのを確認した。切り替えは多少面倒かもしれないが。
通信距離は結構なもので、なんか家の中ならどこでも特に問題なく聞けた。10mくらいはあると思う。
大きさは調整可能で、まあ当たり前かもしれないが普通に使えた。ただ自分の頭の場合、調整できる最大サイズにしてぴったりくらいだったので、頭の大きい人は難儀しそうな気がする。HyperXの方では中くらいのサイズに調整にしてぴったりだったので、それと比べるとやや小さめのサイズ設計かもしれない。G435は大きさを無段階調整できるのが面白い。
耳の部分は自分の耳ならちゃんと覆うサイズになっている。オーバーイヤータイプヘッドフォンとして特に申し分はない。
頭頂部に当たる部分は全部ゴムっぽい布地になっている。頭皮にやさしい。布地な割にデザイン的にも割とかっこいい。家電量販店行くとなんかいかにも「とりあえず痛くならないようにしました」みたいなとってつけたような布があるヘッドホンってあるよね…
ちなみにこの弧の部分はやや柔軟に変形する仕様で、付けるときは軽く曲げる形になる。弾性で締め付けがあるので、頭から落ちにくいと言えば長所だし頭を締め付けられると言えば短所。
音質と重量については言うことなし。そもそも自分は音質については良く分からないし、重量についても多少重かったところで特に気にしない質なのだが、G435は付けていて付けているのを忘れるくらいには軽いので結構すごいと思っている。
マイクの音質は満足。PC内蔵のマイクで録音すると喋ってないときにホワイトノイズがそれなりに入るので、それさえなければもうそれだけで満足する。マイクがぴょこっと飛び出ていない設計なのに大した環境音も拾わないのでちょっと驚いたが、テレビの芸人が使っているピンマイクとかも別に口元にあるわけじゃないのにちゃんと声を拾っているのでそういうものなんだろう。
HyperXは飛び出たマイクを下ろすかどうかでハードウェア的にマイクをON/OFFしていたが、G435ではマイクのON/OFFボタンが付いている。ボタンを押したときには効果音が出るうえ、ONにしたときとOFFにしたときで異なる効果音が出るので、あまり混乱することもないと思う。
音量調整ボタンが付いているので押してみたが、PCの音量が6とか7とか良く分からない間隔で上下する。多分Windowsの音量はMAX100でそれが6とか7とか間隔で動くので、16段階調節(ミュート入れれば17段階)ということなんだと思う。こういうやり取りも多分Bluetoothの規格になってるんじゃないかと思うが、この辺のプロトコルはどういう仕組みになっているんだろう。
保護シートが貼ってあった部分はテカテカしている。指紋とか傷とかついたら目立つかも?すみっこだし大したことないかもしれないけど。まあでも全体的に布素材だったりつや消しが多いので、ここもそれで行けよってちょっと思ってしまった。
バッテリーの持ちはまだよくわからないが、今のところ特に困っていない。残量がBluetooth越しにPCやスマホで確認できるのがありがたい。まあバッテリーは劣化するものなので長く使えば劣化するかもしれないが、交換できる設計になっているようなのでなかなか気が利いていると思った。関係ない話だがスマホの類だと、だいたいバッテリ交換を前提としない設計にして定期的な丸ごとの買い替えを要求しているからろくでもない。充電端子はType-Cで、TypeA-TypeC充電ケーブルが付属している。自分のPCはTypeCオンリーなので正直PCからの充電を考えるとTypeC-TypeCの方が都合は良かったが、今時TypeCケーブルは百均でも売っていたりするので、まあ良い選択だと思う。
このところ新しいモノやデバイスを連続でいくつも手に入れて生活が充実している。
- Pixel 6 Pro
- G435
- 新しいパーカー
- 複数口タイプのUSB-ACアダプタ
- LANケーブル(机の上の整理用)
パーカーを買った影響が地味に大きい気がする。大分気分が変わった。これからの自分のテーマカラーは明るめの色に変えていこうか。
Pixel6のアップデートを当てたら指紋認証のスピードが大分速くなった。快適。
財布がずっとパンパンなので多少整理した。小銭の占める体積は意外と多くなく、主に体積を占めるのはカードだった。めったに行かない病院の診察券がやたら多い。
カードの配置をいくらか変えたので若干覚えなおす必要があるが、大分薄く出来たので満足。
ぶらぶらと本屋を歩いていたのだが、カッシーラー「国家と神話」というのがなかなか面白そうだった。割と重そうな中身なのでその場ではちょっと買わなかったが、ちょっと検討中。
所属しているサークル内のハッカソンで大分つよい人と組むことになった。がんばるぞー。
Pixel6で街の空に月が浮かんでいる夜景を映してみようと思ったのだが、街が映るようにすると月が真っ白になってしまうし、月の模様が見えるようにすると街が真っ暗になる。多分ダイナミックレンジの問題で、このカメラの性能では無理なんだろう。というか月のウサギを見ながら街灯に照らされた文字を読める人間の目がおかしいんだよ。
多分人間の目の場合は単純なカメラとしての性能だけでなく、眼球運動で目を動かしながら撮影してその結果を合成するソフトウェアもすごいんだと思う。たとえ5秒だけでも眼輪筋と虹彩の運動を完全に止めたなら、見える風景はたいそう違って見えるだろう。
フェヒナーの法則とかによれば人間の感覚は対数スケールらしいから、取り込む光に対して対数で信号を出力するような素子があればカメラは多少人間の目に近づけるんだろうか。
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